2007年07月17日

金庫と警報器

先日、紹介しました防犯ステッカーに続き、今回は金庫用の警報器について述べたいと思います。

金庫用の警報器は、大きく分けると3種類があります。

(1)外付けの警報器
これらは、金庫の底部の隙間や上部に取り付けます。
衝撃を感知し、大音量のアラームを鳴らしますが、外部に付いているため、破壊されてしまう恐れがあります。
一部では破壊(断線)をも感知する機種があるようです。
外付け型は信頼性が下がりがちですので、弊社では取り扱っておりません。

(2)据え置き型の警報器
本体内に置くタイプのため、金庫が開扉されない限り破壊される危険性は低いです。
衝撃や振動を感知すると大音量のアラームを鳴らします。
乾電池が動力ですので、半年〜1年に1度の電池交換を推奨しています。
若干かさばってしまいますが、「置くだけ」といった手軽さから、人気のある警報器です。

(3)内蔵型の警報器
対応機種にのみ設置が可能なメーカー純正品です。
こちらも衝撃や振動を感知すると、大音量のアラームを鳴らします。
据え置き型と違って扉内に内蔵するため、金庫の容量を損なう事無く防犯効果を高めるスグレモノです。


警報器の役割は、不審者を威嚇すると共に異常を周囲に伝える事です。
防犯装置として万能ではありませんが、異変を察知しやすい集合住宅には適していると言えます。

「近隣の方と親しくなるのも、防犯に繋がる」と、よく防犯の専門家が申していますが、交流を持つ事でお互いの異変に敏感になりますので、この話は正しいです。

ただ、損得を抜きにしても、日頃のコミュニケーションは大切にしたいものですね。

以下、取り扱いページ


警報器
ダイヤル式耐火金庫(一部、警報器対応)
プッシュ式耐火金庫(一部、警報器対応)
2時間耐火金庫(全機種が警報器付きです)
posted by (株)ひめじや at 13:00 | TrackBack(0) | 防犯知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月13日

金庫の固定について

「金庫の固定」は、持ち去り対策として非常に有効な方法です。
ちなみに金庫業界に携わる者は、持ち去り対策を「持ち去り防止」と呼んでいます。

持ち去り防止とは、持ち去りを不可能にする事ではなく「要する時間を延ばす」事です。
残念ながら「何があっても絶対に持ち去られない金庫」というものは存在しません。

過剰な効果をうたう悪質な業者には、お気を付けください。


少々専門的な話になりますが・・・固定方法はを大きく分けて「埋め込み固定」と「ボルトによる固定」の2種類があります。

埋め込み固定行う際には、壁面や床面の施工が必要となります。
金庫が埋まるように設置し、隙間にモルタル(コンクリートのようなもの)を流し込み、固めます。

施工と固定作業の二段構えになるため、設置と撤去の際に相当なコストと手間がかかりますが、持ち去りへの耐性も高いです。

ボルトによる固定は、主に金庫本体の底部に穴を開け、ボルトを差し込んで金庫本体と床面と固定します。
原則としてコンクリートの床が必要となりますが、床面の代わりに鉄板と固定する方法もあります。
いずれも埋め込むタイプに比べて手軽な点が特徴です。


あまり知られていませんが、市販の「一般的な耐火金庫」の底部に穴を開けた場合、年月の経過によって穴の周りが劣化・腐食を起こす可能性があります。
結果、穴が緩んでしまい、せっかくの固定が意味をなさなくなってしまいます。

少なくとも強化型耐火金庫以上のグレードはほしいところです。


他にも固定方法はありますが、その多くは防犯面において信頼性が低くなるため、あまりオススメはできません。
※詳細については、防犯上の観点から公開を見送らせていただいております。


固定にはさまざまな手法があり、かつ固定に適した金庫と、適さない金庫がある事をご理解いただけると幸いです。
posted by (株)ひめじや at 12:05 | TrackBack(0) | 防犯知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月10日

金庫の設置場所について

今回は「金庫の設置」と並び、よくお問い合わせをいただく「設置場所」についての記事です。
項目別にまとめさせていただきました。


右寄せに置かない


冷蔵庫や衣類乾燥機と同じで、扉を開けるための空間を考慮していただく必要があります。
奥まった場所で右寄せに設置しますと、開扉が不十分になり、物品の収納や取り出しが困難となります。


出入り口・窓から遠い場所に設置


主に持ち去り対策となります。
床面への固定が効果的なのですが、市販の金庫の大半は、応急処置的な固定にとどまってしまいます。
金庫固定の詳細については、後日掲載予定ですので、今しばらくお待ちくださいませ。

設置場所は、目に付きにくい場所でしたら、なお良いです。


耐加重・許容重量


申し訳ございませんが、こちらについては私共はアドバイスができかねます。
お住まいまたはオフィスの施工に関わっている業者(もしくは管理会社)様にお問い合わせください。
お問い合わせの際は、「カタログに記載の金庫重量」+「収納物」となりますので、少し重量に余裕を持ってご相談ください。


敷板の上に設置する


耐加重を軽減する一般的な方法です。
専門用語では、コンパネ(コンポジットパネル:合板の略)と呼ばれます。
通常、重量による負荷は、金庫の足の部分(4箇所)に集中しますが、板を敷く事によって負荷は平面に分散します。
メーカーまたは設置業者に依頼しますと、あくまで目安ですが、約5,000円前後の費用が必要となります。

お客様にて同等品(厚さ9mm〜12mmの合板)をホームセンター等でご用意いただく場合は、同じく目安として約1,000円前後の費用に抑える事ができます。

また、敷板は高価な鉄板が優れていると思われがちですが、金庫が食い込み、安定感を得られる木製がお薦めです。

このようなノウハウは、経験豊富な専門店ならではの財産に等しく、なかなか表に出ないものですが、思い切って公開いたしました。

より多くのお客様の疑問が解消されるよう、お役に立てれば幸いです。
posted by (株)ひめじや at 09:34 | TrackBack(1) | 金庫の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

金庫の設置方法について

今回は、よくお問い合わせをいただく「金庫の設置」についての記事です。

金庫の設置方法(30〜60kg前後の場合)


安全面を考慮すれば、少なくとも(一般的な成人男性の腕力を持つ)男性2名での設置を推奨します。
さらに、金庫の扉を取り外せば、総重量の約2割ほどが軽くなります。
※多くの金庫は、開扉した状態で扉を垂直に持ち上げると、取り外せるようになっております。

運搬は、金庫下部のゴム足(機種によってはキャスター「車輪」の場合があります)を抱えるように持つと、比較的容易です。
※ただし、ゴム足部分に負荷をかけ過ぎると、ゴム足が外れてしまう可能性がありますので、お気を付けください。

下記の搬入画像をご確認いただければ、だいたいのイメージが掴めるかと思います。

ひめじや★ネット通販(金庫の簡単な持ち方)


金庫の設置方法(60kg以上の場合)


100kg前後の機種まででしたら、少なくとも(一般的な成人男性の腕力を持つ)男性3名以上での設置を推奨します。

大型の金庫の搬入設置に関しては、重量物の取り扱いに慣れられた方でないと難しく、何より危険が伴いますのでお薦めはできません。
※機種によっては、受け取りの際にフォークリフト等の重機が必要となります。

作業費用が必要となりますが、もっとも安全な方法は、設置業者へご依頼をいただく事です。
契約上、弊社からの設置業者の紹介はできかねますが、手配は可能です。
※地域により、設置業者が伺えない場合もございますので、ご了承ください。

特別な場合を除き、見積もりは無料です。
お困りの際は、ご予算・安全面をお考えの上、ご相談くださいませ。

ひめじや★ネット通販 http://www.himejiya.net
posted by (株)ひめじや at 11:46 | TrackBack(0) | 金庫の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

ひめじやからのお知らせ

お目通しいただき、ありがとうございます。

この度、トラックバック機能が有効となりましたので、取り急ぎ告知いたしました。

なお、トラックバックは、スパム対策として「承認制」となっています。
関連性の少ないサイトと判断した場合は、受付できない場合がありますので、あらかじめご承知おきください。


【トラックバックの意味】
posted by (株)ひめじや at 16:57| ごあいさつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

手軽にできる防犯策とは?

皆様は「防犯」と聞いて、まず何を思い浮かべますか?
防犯カメラ・警報装置・警備会社・スタンガン・防犯ブザー・防犯スプレーなどなど・・・最近では様々な防犯グッズが普及していますが、「防犯ステッカー」についてはご存知でしょうか。

ステッカー自体が「防犯機能」を備えているわけではございませんが、これのみで不審者を牽制し、侵入を抑制する効果を得られます。
もちろん、実際に防犯システムを設置した方が、安全性は高まります。

ご結婚・転職・転勤などで、これから新居を構えられる方にお薦めです。

興味がある方のために、取り扱いページを明記いたします。
これを機に、是非、ご検討下さいませ。


防犯ステッカー(取り扱いページ)

posted by (株)ひめじや at 12:56 | TrackBack(1) | 防犯知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月26日

金庫の耐用年数

金庫に寿命がある事はご存知でしょうか。
国内の金庫の規格を総括する「日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会」の規定によると、耐火金庫(防盗金庫)の耐用年数は20年とされています。

理由は、年数と共に耐火材(火災時に蒸発して金庫内の温度上昇を緩和する素材)が気化し、それに伴って耐火性能が低下してしまうからです。

保管する分については問題ありませんが、短時間の火災でも、収納物を消失してしまう可能性があります。

用途や収納物の重要性にもよりますが、“20年もお世話になる”と思えば「専門店がなるべく良い機種をお薦めしている理由」がお分かりいただけるのではないでしょうか?

機種選定のご参考になれば、幸いです。
posted by (株)ひめじや at 10:52 | TrackBack(0) | 金庫の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

金庫の選び方(プッシュ式・指紋認証式)

開錠方法についての記事は、今回で最後になります。
(新仕様に関しては、発表され次第、更新予定です)

プッシュ式耐火金庫


暗証番号を入力して開錠する金庫です。
利便性を追求した暗証番号のみのタイプと、暗証番号と鍵の二重ロックタイプがあります。

比較的簡単な操作で開け閉めができ、暗証番号は数字・桁数の変更が可能なため、開け閉めをされる方が変わる可能性のある法人様に適しています。

暗証番号の入力や開錠には電力を必要としますので、半年〜1年おきに乾電池の交換が必要です。

商品に添付されている乾電池はテスト用のため、電池残量が少ない場合があります。

ボタンを長年押し続けるとすり減りますので、まったく暗証番号を変更されない場合は“開錠に必要な数字を推測される”可能性があります。

ただ、桁数に関しては、生年月日や電話番号などの身近な番号に設定されていない限り、推測は容易ではありませんが、念のため、定期的な変更をお薦めいたします。

プッシュ式耐火金庫(詳細・取り扱いページ)


指紋認証式耐火金庫


近年、注目されだした「生体認証」によって開錠をする最新タイプの金庫です。
メーカーにより、精度や電力消耗の差に幅があるため、弊社では信頼の置ける品質の金庫のみを扱っております。

これはプッシュ式金庫や、乾電池で駆動する電子機器全般に当てはまる事なのですが、使用済みの乾電池を機器内に放置すると、液漏れなどを起こし、故障の原因となる恐れがあります。

電源の管理にはご注意ください。

指紋認証式耐火金庫(詳細・取り扱いページ)


ご参考になれば、もちろんありがたいのですが、私共はご不明な点について的確な回答をする事が販売店の使命と存じております。

業務の特性上、ブログ上での質疑応答ができず、ご面倒をおかけしますが、ご購入をお考えの際は、Webサイトにてお気軽にご相談くださいませ。

ひめじや★ネット通販 http://www.himejiya.net
posted by (株)ひめじや at 09:03 | TrackBack(3) | 金庫の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月22日

金庫の選び方(ダイヤル式耐火金庫)

古くからある伝統的な“所定の回数を回しながら、数字に合わせて”開錠する金庫です。

ダイヤルと鍵の二重ロックとなっており、メーカーによっては「ダイアル」と表記される場合もあります。
電源を必要としない手軽さと、故障しにくい点がメリットです。

防犯上の観点から詳細を申し上げる事はできかねますが、番号を推測されにくくするために、施錠の際は必ずダイヤルを1周以上回してください。
(これを専門用語で“ダイヤルを崩す”と言います。)


開錠時に何度も回す操作をわずらわしく思われているお客様には、従来の金庫よりもダイヤルを回す回数が少ない(合わせる数字の数は同じ)タイプの「キングスーパーダイヤル」がお薦めです。
また、ダイヤルに「カチカチ」といった手応えがあり、目盛りを合わせやすくもなっております。

ダイヤル式耐火金庫(詳細・取り扱いページ)


キングスーパーダイヤル搭載金庫(詳細・取り扱いページ)



次回は「プッシュ式・指紋照合式」の記事を掲載予定です。
今しばらくお待ちくださいませ。
posted by (株)ひめじや at 08:53 | TrackBack(0) | 金庫の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

金庫の選び方(キー式・マグロック式耐火金庫)

多くのお客様の疑問を解消するために、比較的お問い合わせをいただく頻度の高い「金庫の選び方」について、開錠方法別に紹介いたします。

今回は、鍵のみで開け閉めする金庫の記事です。

キー式耐火金庫


最も操作が容易な、鍵のみで開け閉めをする金庫です。
鍵の種類は大きく分けて、一般的な「ディスクシリンダー錠」と、裏表を気にせずにご使用いただける「リバーシブル錠」があります。

リバーシブル錠には、“ピッキングが極めて困難”といった利点があるため、弊社は安全性を考慮しまして、通販ページでは“リバーシブル錠タイプのみ”を販売させていただいております。

キー式耐火金庫(詳細・取り扱いページ)


マグロック(マグネットロック)式


磁石製の鍵に記憶されている磁気パターンを照合し、開錠する金庫です。
鍵のみで開け閉めをしますので、鍵の管理に注意が必要ですが、鍵の複製はメーカーでなければ実質不可能なくらい困難となっており、機構上、ピッキングも受け付けません。
※磁気は超高温に弱いため、火気には近付けないよう、お気を付けください。

マグロック式耐火金庫(詳細・取り扱いページ)

お目通しいただき、ありがとうございます。
キー式・マグロック式耐火金庫の魅力は伝わりましたでしょうか。

次回は「ダイヤル式」の記事を掲載予定です。
今しばらくお待ちくださいませ。
posted by (株)ひめじや at 10:12 | TrackBack(2) | 金庫の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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